最初に

MacroDroidは、「イベント」トリガーに基づいて、「一 連のアクション」を自動で動かす便利で使いやすいツー ルです。

1つのマクロの基本構成は次のとおりです:

スマホ機器本体で発生するイベント(電話やSMSの「着信」、「ヘッドフォンの挿入」などの操作)を指定します

上記のトリガー発動時に、スマホ機器本体で実行するアクション(「壁紙を設定する」、「写真を撮影する」など)を指定します。

トリガーを発動させるための必要な条件 (指定した曜日、バッテリー残量レベル、など)

マクロを追加する

MacroDroidのホーム画面または「マクロ編集」ページから[+]ボタンを選択します。

トリガー:

リストからトリガーを選択します。トリガーに追加設定がある場合、その関連オプションの設定が完了しないと、次の「アクション」設定に進めません。

アクション:

リストから実行したいアクションを選択し、プロンプト(指示)に従って構成を組立てます。さらに実行したいアクションがある場合、希望のアクションを選択して追加します。完了したら、右矢印をクリックして先に進みます。 アクションは、少なくとも1つ以上の選択が必要です。

条件:

必要に応じて任意に「条件」を設定します。 条件を追加するには、リストから条件を選択し、プロンプト(指示)に従って構成します。 構成の設定が完了したら右矢印をクリックして先に進みます。条件は任意です、条件が空白でも次に進むことが可能です。

マクロ名

上記の3部の構成が完了したら、最後にマクロ名をつけて保存します。マクロ名は、自分が見やすいように内容を識別できるように、適切な名前を入力して「OK」をクリックします。新しいマクロが「マクロリスト」に表示されます。

「トリガー」、「アクション」、「条件」を選択して、 項目を長押しするとヘルプ情報がポップアップ表示されます。使い方やヒントの参考になるでしょう。

マクロの編集や削除

MacroDroidホーム画面から[マクロ]ボタンを選択します。

現在保存済みの「マクロのリスト」が表示されます。各マクロごとにOn/Offスイッチがあり、すばやく簡単にマクロを有効/無効にできます。

マクロ編集

各マクロに[編集]ボタンがあり、クリックすると編集画面に移動します。編集画面で、トリガーを変更したり、アクションや条件を追加/削除したり、編集できます。編集が完了したら、アクションバーの[決定]ボタンを押してマクロを保存します。

マクロ削除

マクロを削除するには、アクションバーの[ゴミ箱]アイコンをクリックします。

・オプション

アクションバーのオーバーフローメニュー(または[メニュー]ボタン)に、「マクロのコピーを作成する」、「マクロを共有する」、「現在のマクロアクションをテストする」などの追加オプションが表示されます。

マクロのテンプレート

MacroDroidホーム画面から[テンプレート]ボタンを選択します。

MacroDroidには、多数のサンプルのマクロテンプレートが含まれています。これらのテンプレートはそのまま使用することも可能で、または、個別のニーズに合わせてカスタマイズ(編集)することもできます。

リストからテンプレートを選択すると、必要に応じて編集できるトリガー、アクション、および条件のリストが表示されます。自分のマクロとして保存する場合は、[追加]ボタンを押します。もしくは[戻る]ボタンを押して、テンプレートリストに戻ります。

一部のテンプレートは、スマホ機器本体の固有プロパティを参照する(例えば「連絡先」にアクセスする、など)ため、アクセス権の変更など設定が必要になることもあります。設定が不十分で不完全な項目は、赤色で表示され、設定が完了するまで[追加]ボタンは押せません

マクロのエクスポート/インポート

MacroDroidホーム画面から[エクスポート/インポート]ボタンを選択します。

現在のマクロのリストは、スマホ機器本体のSDカードにバックアップできます。MacroDroidアプリを再インストールしたり、新しいスマホ機器への移転時に、そのバックアップファイルをインポートしてマクロを復元できます。

エクスポートするとき、バックアップファイル名を入力し、エクスポート保存先を選択できます。

インポートするときは、ファイルピッカーを使用して、保存済みのバックアップファイルを選択して復元します。

完全バックアップからインポートする場合、既存のマクロはすべて消去されますので注意してください。

新しいスマホ機器にインポートする場合、スマホ機器本体の固有プロパティを参照する可能性があるため、一部のマクロを再構成する必要がある可能性があります。再設定が必要なマクロは、マクロリストに赤色で表示されます。

マクロ編集ページの[共有]ボタンを使用して、マクロを個別に保存や共有することもできます。

ウィジェット・ボタン

MacroDroidで作成したマクロを、アクティブなボタンとして機能する「ウィジェット」ボタンをホーム画面に追加できます。

ウィジェットを追加するには、通常の操作どおり、スマホ機器本体のホーム画面から[メニュー]-[追加]- [ウィジェット]を選択し、追加したいウィジェットボタンを選択して、ホーム画面に貼り付けます。

MacroDroidのウィジェットボタンには、マクロに割り当て可能な4つの「色付きの標準ボタン」と、ユーザーが無制限にカスタマイズできる「カスタム・ボタン」ボタンがあります。

他のアプリとの統合

すべてのマクロは、標準のAndroidショートカットとして起動することができるため、Androidショートカットをサポートしているサードパーティのアプリから、または、ホーム画面に貼り付けたショートカットからマクロを起動できます。

「ショートカットの起動」アクションを使用すると、ショートカット機能を装備している他のアプリケーションを呼び出すことができます。 MacroDroidはLocale / Taskerプラグインもサポートしますが、そのようなプラグインの一部のTasker固有の拡張機能はMacroDroid内から使用できない場合があります

プロ版へのアップグレード

MacroDroidの無料版は、5つのマクロ使用数に限定されており、広告が含まれています。

プロ版にアップグレードすると、その制限を解除でき、無制限の数のマクロを使用可能、広告を削除することができます。

よくある質問 FAQ

最近の多くのスマホ機器本体は、特別に構成されていない限り、Android仕様のデフォルトで、バックグラウンドサービスを強制終了します。これを防ぐ方法に関するヒントについては、情報が豊富な次のWebサイトを確認してください: https://dontkillmyapp.com/

MacroDroidモードは、主にトリガーを制限するために使用されます。たとえば、あるトリガーによりスマホ機器本体を「運転モード」(2009年に名称変更「公共モード」)に設定し、別のトリガーの条件として、「スマホ機器本体が[運転モード]状態の場合のみ動作する」などモードを識別してマクロ実行をコントロールできます

NDEF互換で書き込み可能な任意のNFCタグを使用できます

まずは設定を見直してください。設定に問題がない場合、ソフトウェアのバグであるか、スマホ機器本体の仕様制限である可能性があります。何が影響しているのか調査しますので、お使いのスマホ機器本体のモデル/OSバージョンをお知らせください。解決に向けて最善を尽くします。

フォーラムの「新機能リクエスト」セクションに投稿して、アイデアを共有してください。

それが、このアプリの特質でもありメリットです。トリガーを検知し、様々なアクションを実行するには、機器本体のシステム部分にアクセスする必要があります。 アプリはこれらの権限を(決して乱用せず)、個人データを読み込む必要があります。 私は「使いやすく便利なアプリ」を作ろうとしていますろうとしていますので、このアプリを信用していただくか、それでも不安な場合は、Charles / Fiddler / Wireshark(または類似のもの)チェックツールを入手して、アプリの状況を検証して確認してください!

全ての機能を利用するプロ版はなぜ有料なのか? 誰しもが「できるなら代金を支払いたくない」と思うでしょう。しかしながら、ソフトウェアの開発には時間がかかり、多大な労力を必要とします(皆さんと同じく、私も生活をしていく必要があります)。 MacroDroidの無料版でも、基本的な操作は動くようにしてありますので必ずお役に立てるはずです。もっと高度なニーズを希望するユーザーには、負担の低い「少額の支払い」だけで喜んで使っていただけることを願っています。

MacroDroidのスマホ機器本体の「システム管理アクセス」でMacroDroidを有効にしている場合は、アンインストールする前に無効にする必要があります。 Androidバージョンが5.0以前の古い機器では、アンインストールの時点で警告が表示されないため、アンインストールできない理由が明確にならない場合があります。 アンインストール操作を楽にするため、MacroDroidの設定に「MacroDroidをアンインストールする」オプションを含めてありますので、自動でアンインストール処理できます。